2024 05,09 02:05 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2006 04,04 23:55 |
|
次に会う時の事を色々考えます。 お互いに気持ちが盛り上がっている時期でもあり1週間が長いような短いような・・・。 彼女と会う当日まで、特にコレといって準備とかしませんでした。 本来、お尻に火が点かないと動かない所があるので、仕事してるだけで過ごしました。 彼女と会う日。仕事が休みだったので、午後から部屋の掃除をしました。 風呂場もいつもより時間を掛けて・・・。寝室は特に念入りに・・・( ̄▽ ̄;) ベッドは全部新しいシーツに換えたりして・・・。 何をしていても彼女の事で頭がいっぱいです。これから起こる事の期待と、少しの不安・・・。 彼女の心も身体も手に入れたいと思っていました。 彼女が来る時間まであと少し・・・。 ■ To be continued. ■ PR |
|
2006 03,22 18:02 |
|
ワインを一口飲む。 ま・・・不味い・・・。やっぱり喉が渇いている時は水。水に限る。 冷蔵庫から水を取り出し、慌てて飲んだ。 飲んだワインやグラスを片そうと彼女がキッチンに立った。 一緒に珈琲を淹れた。いい香りが部屋に広がる。 ソファーで向かい合って座っていた彼女が、今は隣に座っている。 二度目のキスは、ちょっと大胆にさせて頂きました。 ここで、一気に攻めてしまおうと思っていました。 が!・・・無情にも電話のベルが・・・ o(><;)(;><)o こんな大事な時に! 「はい。もしもし。」かなり無愛想だったように思います。 電話は同級生からで、彼女とも共通の友人です。 隠しているのも変なので、彼女も電話に出て暫く話していました。 ・・・1時間後に電話を切り、友人との電話の内容を色々と話していました。 そして、「どうして私を好きになってくれたの?」と彼女が急に話題を変えたので 彼女への想いを話しました。 あの時はこう思っていた。とか、あれは本当はこうだった。とか・・・。 「・・・だからね、今のこの状態は自分にとって夢みたいな事なんだ。」 話し終えた頃には、もう夜明けが近くまできていました。 彼女が帰るまで・・・後1時間か・・・どうしよう。暫く考えて、1時間では間に合わないと思い その1時間は俗に言うイチャイチャをしていました。 「もう帰る時間だね・・・送って行くよ。」 「・・・うん・・・。」 「まだ夢を見てるみたいだよ・・・。」 「・・・夢じゃないよ・・・。」玄関で何度目かのキスをした後、暫く彼女を抱きしめていました。 「抱いてくれるかと思った・・・。」 ・・・( ̄∇ ̄;)・・・「夢の続きは、次に取っておこうと思って・・・。」 部屋で一人になってから、さっき言った事を思い出しました。 次に会う時は、『させて』と、言っているようなもので・・・(--;) もっと気の利いた事を言った方が良かったのでは・・・と落ち込みました。 ■ To be continued. ■ |
|
2006 03,19 11:59 |
|
無言でベランダの方を見ていた・・・。彼女は後ろにいる。 彼女は頭のいい人だ。自分の動揺した姿と今までの事を考えたら もう・・・察しているかも知れない・・・。 15歳の春に3年間の想いを伝えられずに後悔した・・・。 そして12年後・・・もう、心に嘘はつけないと思った。 ・・・彼女を見る。 「あ・・・あの・・・。」喉がカラカラだ・・・。 ゆっくり彼女が近寄って来て・・・そして自分にその身体を預けた・・・。 「私が色々言われているのは知っているでしょう・・・?」 「でも、何も聞かないんだね・・・。」 「自分でもよく分からないんだけど・・・私・・・。」 ・・・もう、彼女から言わせたくなかった。 「言いたい人には言わせておけばいいんじゃないかな・・・。」 「過去は過去だから・・・。」 「ずっと好きだった・・・。今でも・・・好き。」 そして、彼女を強く抱きしめる。彼女もそれに応えてくれた・・・。 長いキスをした・・・。そしてまた彼女を抱きしめた・・・。 ずっと想像していた事が現実になった・・・。 すぐそこにベッドがあったのだが・・・いきなりベッドインっていうのも何だか気が引けた。 それに、何しろ喉がカラカラで、取り敢えず寝室を出た。 ■ To be continued. ■ |
|
2006 03,16 02:24 |
|
冬・・・。今にも雪が降りそうな寒い週末。 いつものように彼女が来るのを待っていました。そして、彼女が来ます。 外は寒かったらしく、部屋に入ると「暖かいね。」と言っていました。 手が冷たかったので、珈琲を淹れて渡します。 何となく・・・彼女の様子がちょっと違う事に気がついた。 「何かあった・・・?」 「・・・ううん・・・。」 「元気がないみたい。」 「・・・そうかな?・・・。」 「ワインを冷やしてあるんだ。飲む?」そう言って寝室へ向かいます。 「うん・・・どこへ行くの?」 「ベランダで冷やしてるんだ。冷蔵庫よりいい感じになってるよ。」 「本当だ・・・いい感じ。」そう言っていつもの笑顔を見せてくれました。 ワインを飲み始めて・・・彼女が自分の名前を呼びます。 「・・・何?やっぱり何かあった・・・?」 「ううん・・・そうじゃなくて・・・今、好きな人はいるのかなって思って・・・。」 彼女は真っ直ぐに自分の目を見ていました。 そして、小さな声でしたが反射的に「いる・・・。」と、答えてしまいました。 「誰・・・?」 「誰って・・・それは言えない。」 心の準備も出来ていない自分は、寝室へワインを取りに行くと言い逃げました。 どうしよう・・・変に思われたんじゃないかな・・・。 このまま気持ちを伝えて終わりにするか・・・ 何とか誤魔化してしまった方がいいのか・・・。 ・・・彼女が寝室に入って来ました。 「もう、ワインは無いんじゃない?さっき、私が取って来たので終わりだったよ。」 ・・・そうだった。2本目は彼女が取って来てくれたんだ。 明らかに動揺している自分は、彼女の目にどう映っていたのだろう・・・。 ■ To be continued. ■ |
|
2006 03,14 17:59 |
|
週に1回会うようになってからは、外へ出掛けるよりも、自分の部屋で会うようになった。 彼女も都合のいい時間に部屋に来るようにすれば、少しは気が楽だろうと思った。 待ち合わせをして、その時間に間に合うようにすれば色々と忙しいはず。 まして、子供がいるのだから、予定外の事だってあるだろう・・・。 家の事や子供の事に手抜きをしてまで来てほしくはなかった。 彼女との関係は、いい感じだった。でも、好きだと伝える勇気はなかった。 いい関係になってきた途端に、自分の心に変化が現れた。 もし、気持ちを伝えたら、終わってしまうかも知れない・・・。 彼女は近所に住んでいる仲のいい友達としか思っていないかも知れない・・・。 それに・・・相手はノンケで、同級生・・・ 女性を異性として好きになってしまうと、自ら告白する事にためらっていた・・・。 自分はこういう人間だから。と、堂々と言えなかった・・・。 想いを抑制する事で、この関係が保てるなら・・・その方がいい・・・。 ■ To be continued. ■ |
|
2006 03,09 20:26 |
|
家が近所だという事もあり、同窓会には一緒に行った。 「車で行くから、乗って行く?」と、自分から誘った。 同窓会は、あまりの変わり様に、誰だか分からない人もいたし 懐かしい顔もあり盛り上がった。タイムスリップしたように、皆があの頃に戻っていた。 1次会2次会と終わり、3次会に行く人が集まり始めた。帰る人もいる。 彼女は酔っているようだった。 でも、3次会に行くだろうと思ったので、自分は帰ると伝えた。 前にも書いたが、彼女は男関係が派手な人だった。色んな噂もあったし事実もあった。 噂や事実のあった男達がまだ残っていて、3次会に行くようだ。 一緒に居たいと、一瞬思ったが・・・見たくない光景は最初から見ない方がいい。 皆に挨拶をし、駐車場へと歩き出した。 「結局・・・こんなものかぁ・・・。」と、呟きながら歩く。駐車場までもうすぐだ。 パタパタと後ろから誰かが走って来る。 彼女だった。酔っているのに走ったら余計に酔いが回る。慌てて彼女に駆け寄った。 そして彼女が自分に抱きついてきた・・・。反射的に自分も抱きしめてしまった・・・。 「歩くの早いね。間に合わないかと思った・・・。」 その言葉にハッとして、体を離した。 「何で行かなかったの・・・?」 「行きたくなかったから・・・。」 「じゃ、送って行くよ・・・。」 「うん。」 帰り道、彼女はよく喋っていた。もう少し話しを聞いていたいと思った。 「うちで、3次会やる?」 「うん、やるやる。」コンビニで色々買って、彼女を部屋に入れる。 沢山話しをした。次から次へと話題が出てくる。気がついたら、外が明るくなり始めていた。 「もう、朝だよ。帰らないと・・・。」 「もう朝・・・?そっかぁ・・・。」 ブラブラと歩きながら彼女を送って行く。ひんやりとした空気が気持ち良かった。 人通りもなく彼女と自分の靴音が響く・・・。 彼女の家の少し手前まで送る。 「今日は楽しかったよ、ありがとう。」 「私も楽しかった。また飲もうね。またね。」 彼女を送った後、ある言葉が気になっていた・・・。 「またね。」またねって事は、次もあるって事・・・?それともただの社交辞令・・・? しまっておいた自分の気持ちがどんどん溢れてくるのを感じていた。 やがて、ただの社交辞令ではなく連絡が来るようになり、それから時々飲みに行くようになった。 最初は月に1回程度だったが、やがて週に1回は会うようになった。 ■ To be continued. ■ |
|
2006 03,08 22:04 |
|
彼女と会わなくなって、数年経った・・・。 どこかに引っ越したと聞いたが場所は知らなかった。 二人目の子供も順調に育っているらしい。幼稚園に通い始めたとも聞いていた。 卒業して12年が経った頃、同窓会を開催するという内容の葉書が届く。 当時、今まで勤めていた職場を辞めて、やりたかった職に就こうと動いていた時で バタバタと忙しかった。借りていた部屋もちょっと手狭になってきたので引っ越した。 同窓会には出席すると返事を出した。久し振りに会いたい友人もいる。 引越しも落ち着き、買出しに行こうと外へ出る。 大きなスーパーが近所にあり、歩いて行けるので便利だった。 いい天気で、風を気持ち良く感じていた。 クラクションが鳴り、車が横に停まった・・・見るとそこに彼女がいた・・・。 動揺している自分がいた・・・。 何を話したのか、よく憶えていなかったが 同窓会に行くのかと聞かれて行くと答え、そして家が近所だと知った・・・。 部屋に戻り、考えた。引っ越したばかりで、また引っ越すのも・・・お金が掛かる。 無駄な出費はなるべく控えたかった。そんなに余裕がある訳ではないし・・・。 『本当に、それだけ・・・?』 もう一人の自分が問い掛けてくる。 この偶然を拒否したい自分と、喜んでいる自分がいた・・・。 ■ To be continued. ■ |
|
2006 03,08 22:01 |
|
4つ年上の女性とは姉妹のような関係だった。 良く言えば、仲のいい姉思いの妹。 悪く言えば、舎弟とか子分とか・・・そんな感じ。 でも、家に遊びに行ったり、子供達を含めて一緒に出掛けたり 殆んど毎日遅くまで電話で話しをして・・・楽しかった。 4つ年上の女性は職場でかなり人気があって、男性からも女性からも好かれていた。 厳しいけど優しい女性だ。 そんな女性が自分を特別に可愛がってくれている事は嬉しかったが 周囲の目が怖かった・・・本当に怖かった・・・。 その事を話し、職場ではあまり話さないようにしようと言ったのだが 『そんなの気にしなくていいよ。悪い事してる訳じゃないんだから。』 と、アッサリ・・・。 4つ年上の女性との関係は自分にとって居心地が良かった。 ただ・・・時々淋しそうな顔をしていた。 理由は分からないが、何かあるのかも知れないと感じた。 でも、本人から話さない限り聞くのは止めようと思っていた。 その淋しさの理由は、後に知る事になるのだが、それはまた別の機会に・・・。 ■ To be continued. ■ |
|
2006 03,07 23:10 |
|
2年半後・・・地元に戻る。 以前から一人暮らしをしたかったので、部屋を借りた。 彼女には戻った事は言わなかったが友人の誰かが言ったのだろう、電話が掛かって来た。 『やっと戻って来たね。』 『うん。』 『連絡ぐらいしてよ。』 『ごめん。』 『一人暮らししているんだって?』 『うん。』 『今度、遊びに行ってもいい?』 『うん。』 『じゃ、今から行こうかな・・・。』 『うん・・・え?』 色んな意味で準備が出来ていなかったが・・・やっぱり会いたいと思った。 そして、彼女が来た・・・。 『子供は・・・?』子供が生まれた事は友人から聞いていた。 『旦那がいるから大丈夫。』 昔の事から今までの事などを話し、楽しい時間だった。 多分・・・二人でこうやってゆっくり話しをしたのは初めてだ。 彼女は、もう一人子供が欲しいと言っていた。 色んな意味で計画性をきちんと持っている彼女だから、きっとその通りになるだろう。 彼女は、3ヶ月に一度のペースで遊びに来た。 何度か二人で会っている内に、想いを伝えようかと思った時もある。 しかし彼女の計画通り、二人目の妊娠が分かってからは会わないようにした。 電話が掛かってきても何かしら理由を付けて断った。 元々、自分からは一切連絡はしなかったので、掛かって来なければ話す事もない。 自分にも少しずつ変化があった。職場で、4つ年上の女性を意識するようになった・・・。 好きになってしまいそうな・・・そんな気がした。 ■ To be continued. ■ |
|
2006 03,07 23:06 |
|
卒業後も地元の仲間と、時間が合う時は会っていた。 でも、皆それぞれ新しい場所で仲間を見つけたり、彼氏が出来たりして 段々と会う機会も減ってしまった。 彼女は男関係が派手な人だった。色んな噂もあったし事実もあった。 それを知らせてくれる友人が居て、知りたくなくても耳に入ってくる。 聞きたくないと拒否するのも変かと思い、適当に話を合わせたりもした。 それでも彼女への想いは消える事はなかった・・・。 数年が経った・・・ 彼女から結婚すると知らされる・・・。結婚式に出席してほしいとも言われた。 分かっていた事だけれど、やっぱりショックだった・・・。 結婚式に出席して、おめでとう!と、言いながら笑える余裕なんか無かった。 結婚式には・・・出たくない。 結婚式が行なわれる2ヶ月前 地方に住んでいる親戚の家の仕事を手伝うという名目で、地元を離れた。 出発前、彼女には出席できないと直接会って伝えた。 『帰って来たら、遊びにおいでよ。』 そう言って笑った彼女は、幸せそうで・・・綺麗だった。 それからは、親戚の家の仕事を夢中でやった。 現実逃避をして選んだからと言って、手を抜く訳にはいかない。 それに、忘れたいとか、思い出したくないとか、そんな感情があって 何かに没頭していたかったのかも知れない・・・。 気がつけば・・・2年が過ぎていた・・・。 ■ To be continued. ■ |
|
忍者ブログ [PR] |