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2007 10,09 11:45 |
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求人募集の広告などで 《やり甲斐のある仕事》 《笑顔溢れる職場》 などと書かれている広告を目にします。 最近・・・介護職の意味や存在理由を考えたりします。 高齢化社会になりつつあり、介護職だけではなく、福祉関係全般に於いて、人手が足らない現状の中で 介護職に携わる人達の扱いが低すぎる感じがします。 ・入居者が虐待を受けた ・入浴介助中や食事介助中に、命の危険を伴うミスをしてしまう ・入居者への誹謗や中傷 ・在宅で介護中に、介護疲れから夫や妻を死なせてしまう こんな事がある度に、新聞で大きく取り上げられ、マスコミの報道が更に重大な事件として取り上げる。 でも・・・ 高齢者の《暴言》や《暴力》などについては、新聞やマスコミの報道で取り上げられる事はない。 在宅介護に於いても、介護者に対する《暴言》や《暴力》などについても同じ。 ただ《死》なせてしまった事だけが取り上げられる。 結局は、《弱い者いじめ》をしているような報道しかしない。 介護者も未熟な人達も沢山いるだろう。 《してやっている》という感覚を持っている介護者や、介護放棄を当たり前のようにする人達は論外だが、真面目に真剣に取り組んでいる介護者もいる。 未熟でも未熟なりに少しずつ責任ある業務が出来るようになるし、その為の指導者もいる。 中には人手不足を理由に、まともな研修等をしない施設も存在しますが。 このような施設に就職してしまった場合、スキルアップどころか、いつまで経っても一人前にはなれないでしょう。 介護中に入居者を死なせてしまった事件が時々新聞などで報道されるが、 人手不足から、未熟な介護者に任せたり、 休みも取れずに連続勤務を強いられたりした結果の悲しい事故もあった。 在宅介護にしても、介護疲れから、その命を奪ったと報道されてしまうが、 在宅介護で寝たきりや重度の認知症を患っている人の介護がどれだけ大変なのか、知っているのかと聞きたい。 だからって、人の命を左右して良いという事にはならないが・・・。 受け皿となる施設が限界に達する前に救うべきなのだろうが、 入りたくても入れない状況は、今も変わらない・・・。 福祉関係の学校を出て、福祉の仕事に従事する若い人達は全体の2割程度しか居ない。 ・・・これが現実。 理由は様々だが ・収入が低い。 ・やり甲斐がない。 ・身体を壊す。 ・暴言や暴力に堪えられない。 ・責任が重い。 ・仕事がきついし汚い。 など・・・。 認知症を患っているのだから暴言や暴力は全て《無罪》 それらをいかに軽減し、 余生を過ごしやすく援助するのが介護従事者の《役目》 尊敬し、敬い、尊厳を持ち高齢者に対し援助を行なう。 しかし本音を言えば、 尊敬なんか出来ない高齢者もいるし、係わり合いたくない高齢者もいる。 施設に入居しているから、必要な援助や介助は《仕事》だからするけれど、 何の感情も持てない入居者もいる。 自分がまだ《未熟者》なのだろうと自分なりに思うが、 人として考えた場合、尊敬や敬うに値しない入居者と接する時、笑顔なんか作れない。どうしても作れない。 これを乗り越えてしまえば、何も感じる事なく《仕事》として作った笑顔を出せるのだろう。 でも、人が人を介護しているのだから、冷めた《笑顔》で高齢者と接するのも、何だかね・・・。 楽しい時は一緒に笑ったり、失敗した時は一緒に頑張ろうって励ましたり、 出来る事は手を出さずに見守って、出来た時に一緒に喜んだり。 人間くさい付き合いの中で色々な経験をし、絆を持てると思うが、そういうものを持ちたくない人がいるのも現実。 でも《仕事》だからと割り切って、やらなければならない事が沢山あり、日々葛藤する自分がいる。 ここで行くのか止まったままか、その選択に困った時は、 迷わず乗り越えられるようにしなければいけないのかも知れませんね・・・。 介護の仕事って、介護する側もされる側も、人間同士の心と心の付き合いなのだろうと思います。 朝など『おはよう。』と言った時に『おはよう。』と返ってくると嬉しくなるし、 何か援助をした時に、 一言『ありがとう。』と言われると嬉しくもあります。 別に《ありがとう》と言われたい訳ではありませんが、気持ちが通じたような・・・ そんな気がするのも確かです。 高齢者の《暴言》や《暴力》は、時にうんざりする程の《苦痛》でもあるし、注意した所で改善されるものではないけれど、 せめて軽減できるよう、介護する者が頑張らないといけないのかも知れませんね・・・。 その為にも、福祉に携わる人達が増えてほしいと思うし、 心の叫びを救ってくれるような環境が必要なのかも知れません・・・。 PR |
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2007 09,13 16:26 |
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古くさいのかも知れませんが、 言葉の遣い方や必要最低限の常識とか知らない人を見ると、うんざりします。 メールにしても、 『ぁ』『ぃ』『ぅ』『ぇ』『ぉ』 の小文字の使い方が変な人もいて 高校生ならまだしも、 『貴女いくつですか?』というような人までが、流行りものにしがみついているし、 『わ』と『は』の使い分けが出来ない人、知らない人もいます。 職場の昼休み、ある若い子が、 『ねぇ、このメールどう思う?』 『あ?(^~^)』 『変だと思うんだけど。』 『うん。(^~^)そうだね。』 『わ。と、は。の使い方も間違ってるし。』 『うん。(^~^)』 『ちょっと!食べてばかりいないで真面目に聞いてよっっ。』 もーうるさいなー。お腹空いてるのにー。 『どれ?( ̄~ ̄)』 よく見れば、『わ』と『は』の使い方と小文字の使い方が変。 『この子幾つ?子供?学生?』 『専門学校の時の同級生。』 『・・・( ̄△ ̄;)』 『小文字は仕方ないとしても、注意してあげた方がいいのかな?』 『でも、今はそういう子が多いから、分かっていて使っているのかもよ?』 『そうかな・・・。』 『若いのよってアピールで使う人もいるけど。』 『痛すぎる!そういうの。』 『ははは。きっとその子は自分が痛い奴だと思われているとは思っていないだろうね。』 『それも痛い(笑)』 『確かに(笑)』 『深刻なメールにもコレじゃ真剣に答える気も失せるよ。』 『あまり気になるようなら軽く教えてあげたら?』 『うん。』 『でも、意外とマトモなんだね。驚きー。(゜O゜;)』 『失礼な!o(><;)(;><)o』 今も昔も、流行り廃りはあるけれど、 どんな時代であろうと、 言葉の遣い方や必要最低限の常識を意識する気持ちは、 幾つになっても持っていようと、改めて思いました。 |
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2007 07,21 13:59 |
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あまりにも暇な夜勤だったので、 自分が今の職場に入ってから、 どのくらいの入居者が入って来たのか、ボードを見ながら数えてみた。 ・・・。 すごい。 4分の3は新しく入って来た入居者だった。 と言う事は、約50人近い人を見送った事になる。 ・・・。 全員を思い出そうとしたが、思い出せなかった・・・。 何ヶ月もベッドが空いたままという事は、まず無い。 早い時は、一週間後には新しい入居者が来る場合もあるし。 空きを待っている人達も多くいる訳で・・・。 ただ、在宅介護でも充分に対応できる人が入って来ると、疑問に思う。 何を基準にしているのか・・・。 結局は・・・ 《家族の都合》なんだ・・・。 助けなきゃならない人が沢山居る中で、 自分の所のような施設は、そういう人達の受け皿にならなきゃいけない存在なのに・・・ と、思う。 在宅介護の悲しい結末を、少しでも減らす為に・・・ |
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2007 06,30 23:03 |
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夕方から雨になると、天気予報で言っていたのですが、なかなか降りません。 結局降らないのかと思っていたら 今・・・ぽつぽつと降ってきました。 今夜は静かな夜です。 雨の音だけが聞こえてきます。 明日は晴れるのかな。 雨降って、地固まる・・・ なんてね・・・。 さてと・・・仕事しよ。 |
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2007 05,24 17:45 |
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夜勤明けで家に帰る時、車通勤している自分には、ひとつ悩みがあります。 時間は午前11時前後。 天気のいい日は、車の中はエアコンを付けないと暑いぐらいです。 こんなポカポカ陽気で帰ると、つい睡魔が・・・。 車を運転する訳ですから、居眠り運転は絶対にできません。 しかし・・・ 夜勤明けで仮眠すら取れないハードな夜を終えて、 緊張感が緩み、ポカポカ陽気の中を運転するのは、かなりキツイです。 そこでっ! 何か緊張感を維持する事はできないものかと考え・・・ ( ̄ー ̄)フッ・・・ 見つかりましたよ。いい案が。 それは、トイレでした。 帰る前にトイレに入らず、そのまま職場を出るのです。 家までは空いていれば、30分もかかりません。 てな訳で、早速試してみました。 感じ的には、トイレに行かなくても、まぁ…多分大丈夫かなって所です。 『よし。帰ろう。』 エアコンを付けて走り出しました。 外はいい天気で、信号待ちで停車すると、目がショボショボしてきます。 15分程走り・・・ 何だかトイレに行きたい感じになりました。 気になると、余計にトイレに行きたくなるもので・・・。 『うぅーー(-_-ι)ここで尿失禁する訳には行かないーー。』 睡魔はどこへやら、トイレに行きたいが為に緊張感を維持しつつ家に到着。 (= ̄▽ ̄=)ふぃぃ~~ 自分的には、後5分程度の余裕はあったかなと思いますが・・・ この作戦は、成功なのか失敗なのか・・・微妙です。 |
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2007 04,13 22:28 |
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職場で風呂介助をしていた時の事です。 若い子二人と入居者をお風呂に入れていた時、 自分の手の甲が、若い子の胸に当たってしまいました。 時間にして3秒ぐらい。 『あ、ごめん。』 『(^-^)え?いいよ~別に。』 20代の子の胸を、手の甲であれ触ってしまったので、ちょっと動揺してしまいました。 多分、女同士で胸の触り合いなんて、たいした事ではないのかも知れません。 ですが・・・ 自分としては、悪い事をしてしまったような・・・ そんな気持ちになってしまいます。 それから、 更衣室での着替えも、見てはいけないような気がします・・・。 更衣室などは、個室にしてほしいと思いますが、かなり無理がありますね・・・。 しかし・・・ ほんの数秒の事でしたが・・・弾力のある胸の感触を、帰り道に思い出し、 ちょっとニヤニヤしていたような気がします。 春ですね・・・(違うか) ・・・( ̄▽ ̄;)アハハ。 |
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2007 04,05 13:29 |
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午前中は風も冷たくて寒かったのですが、 午後は風もおさまりポカポカと暖かくなりました。 職場から見える桜並木。 もう満開で、まさに花見日和です。 ここ数日、雨が降ったり風が強かったり、寒い日が多くて折角咲いた桜も散ってしまうかと思っていましたが、 雨が降ったり寒かったりした方が、木がシメられるからすぐには散らないと入居者のお年寄りが言っていました。 人間もシマリがある方がシャンとしているでしょう?と補足も加えてくれました(笑) う~~ん・・・確かに。 |
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2007 03,11 08:56 |
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何だか・・・花粉症なのか風邪なのか、分からないような状態が続き・・・。 少しばかり苛々・・・。 人の心理とは面白いもので、花粉症ならマスクして仕事に行かなきゃと思うのですが、 風邪だと思うと、喉が痛い、鼻が苦しいと理由を付けて、熱まで計ったりして・・・。 咳が出るから、やっぱり風邪だと騒ぐ自分に、 『じゃあ休んだら?』 ε=( ̄。 ̄ ) と、蘭子さんに言われ・・・。 『ずる休みじゃないからね!風邪だし。』 と、言い訳めいた事を言っていました。 で、結局体調不良で休みを取った次第です。 ここ最近は、心身共に疲れる事が多々あり・・・ 凹んでおりましたので、今日はゆっくり何も考えずにいようと思います。 |
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2007 02,27 13:06 |
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人が、与えられたその命を終える瞬間・・・。 仕事柄、自分は何度か、その瞬間に立ち会ってしまいます。 呼吸が停止した時の、何とも言えない喪失感や無力感は・・・、 何度経験しても慣れません。 ただ、仕事柄『迎え』というものに、慣れてしまう部分もあります。 毎年、必ず数人の入居者が亡くなります・・・。 年齢が高齢な事もあり、体調を崩して食べられなくなると、 点滴だけで『迎え』を待つだけです・・・。 一ヶ月・・・長くて二ヶ月後には亡くなります。 見送る時に、ここに居て幸せだったのかと問い掛けたりもしません。 感傷に浸っている暇はなく・・・ 順番待ちをしている人達が、すぐに新しい入居者として入所して来ます。 もう・・・何人の入居者を見送った事でしょう・・・。 既に半数以上、入居者が入れ代わったという事は、その数だけ見送ったという事になります。 いつかの『迎え』は、避けられないものですが、 終わる瞬間に立ち会うのは、あまり経験したくないものです・・・。 |
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2007 02,10 19:36 |
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まだ入って日も浅い40代後半の女性。 皆、最初は半人前だから、周囲のベテランさん達にフォローしてもらいながら、教えてもらいながら、一人前になります。 でも、その女性(以下、Μ子)は、新人らしからぬ器で・・・ベテランのおばちゃん達が手を焼いています。 今時、敬語は知らないし、髪もボサボサで、ちょっと不潔な感じです。 若い子は、歳が上という事もあり気を遣い、言いたくても言えない状況です。 そろそろ夜勤に入る時期なのですが、皆嫌がり、一緒に組みたくない様子。 上司から 『Μ子さんの初夜勤、あなたに頼むわね。』 『( ̄△ ̄;)えぇ~嫌です。勘弁して下さいよ~。それにΜ子に夜勤はまだ早いっすよ。』 『だって仕方ないじゃないの?』 『ベテランのΝ主任がいるじゃないですかぁ~。』 『あら、あなた知らないの?』 『へっ?』 『昨日、Μ子とΝ主任がぶつかったのよ。』 『悪いのはΜ子だけど、Ν主任も指導しきれないって、今は冷静じゃないのよね。』 『そんな・・・。』 『だからあなたなら無難だし、若い子じゃ何も言えないし。』 『む・・・無理ですよ。無理。』 『Μ子とあなたと、もう一人はあなたが決めていいから。』 『・・・。』 『とにかく最初は大変だろうから、無理せず頑張ってね。引き受けてくれて感謝するわ。』 『まだ何も・・・。』 『じゃ~(^-^)お疲れ様。』 ちょっと(〇_〇;) ・・・これが二週間前の話し。 そして・・・ とうとう来ましたよ。Μ子との夜勤。 最初からアレコレと言っても無理だろうから、必要最低限の事だけ教えます。 役割分担をしないと業務がスムーズに運ばないのですが、 Μ子に任せられない事は全て自分がやらなければならないので、 夜中の12時頃には既にクタクタです。 もう一人の相棒は、自分の忙しさを知って、負担をかけまいと、別の業務を必死でやってくれていました。(感謝) さてΜ子ですが・・・ ラウンド(巡回・見廻り)の時間ですが、 さっきから見当たりません。 さっきナースコールが鳴り、 『私、行って来る!大丈夫!任せて!』 と、意気揚々と行ったきり・・・。 『Μ子さ~ん。ラウンドの時間っすよ~~。』 『・・・。』 『・・・いない・・・。』 どこへ行ったのだろう?さっき呼ばれた入居者の所へ行ってみた。 『○○さん。Μ子さん来たよね?』 『来たよ。でもすぐ帰った。』 『そう。ありがとう。』 もう一人の相棒を内線で呼び出します。 『Μ子が消えた。』 『えぇ?神隠しですかね?それとも何かに連れ去られたのかも!』 『あのね(^_^;)ホラーとか事件じゃないと思う。』 しかし、内心は少し怖かった。 警備員を呼んで一緒に探そうと思ったが、警備室まで行くのも面倒だし、 後で報告書を書かねばならないのは面倒なので、 取り敢えず、フロアをラウンドしながら探す事にした。 ・・・見当たらない・・・。 最後に個室のフロアに来た。 これで見つからなければ警備員を呼ぼう。 個室をひとつずつ開けてみる。 皆、ぐっすり寝ているようで安心。 居ないなぁ・・・。 『今日はこの部屋は空き部屋ですから見なくてもいいですよね?』 と、相棒が言ったが、一応見てと頼んだ。 『あ!鍵が掛かっています。』 今日は誰も居ないはず。まさか外部から誰かが入って来たのか・・・。 流石に警備員を呼ぶ事にした。 合い鍵を持って、警備員と三人で鍵を開ける。 カチッと音がした。 静まり返った空気の中で、その音がやけに大きく感じ、少しビビりました。 そろそろとドアを開ける。 すると、ベッドの上に横たわっていた黒い影が、ムクっと立ち上がり、こちらに向かって来た。 『ひゃあぁぁ~。』 『うわっっ。』 『ヒィィー。』 三人共それぞれ驚き、後退り。 『あ!Μ子さんだ!』 『あはは。ごめんごめん。』 (゜_゜;)・・・。 取り敢えず、事情を聞く事にした。 ○○さんの介助を済ませた後、個室フロアで音がしたので、行ってみたとの事。 『あのね・・・変化があったらすぐに報告して、それからにして下さい。』 で、空き部屋のドアを開け、部屋に入ったら、ドアが閉まって・・・。 『カチッと音がするまで開けないと自然に閉まるんです。』 暗いし慌ててドアを開けようとしたら鍵が掛かってしまったらしく開かなくて・・・。 電気をつけようとしても、つかなくて・・・。 『この部屋は、お年寄りが間違って操作しないように、電気やエアコンは全てリモコンで操作するんです。教えてもらったはずですよ?』 それで、自分を呼んだらしいが、聞こえるはずもなく・・・。 暗い部屋でベッドに座っていたら眠くなり、つい横になってしまった。 との事でした。 全く・・・迷惑な話しです。 しかし・・・真っ暗闇の中で、多少は心細い思いをしたのは可哀相でした。 翌朝、Μ子はこの悲劇を多少脚本を変えて、出勤してきた職員に話していたようです。 それを聞いた職員が自分の所に来て、 『やっぱり大変な夜だったね。お疲れ様。』 と、皆に言われました。 Μ子さんのネタはまだまだ山ほどありますが、 もう疲れたので、この辺で。 |
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