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2007 02,10 19:36 |
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まだ入って日も浅い40代後半の女性。 皆、最初は半人前だから、周囲のベテランさん達にフォローしてもらいながら、教えてもらいながら、一人前になります。 でも、その女性(以下、Μ子)は、新人らしからぬ器で・・・ベテランのおばちゃん達が手を焼いています。 今時、敬語は知らないし、髪もボサボサで、ちょっと不潔な感じです。 若い子は、歳が上という事もあり気を遣い、言いたくても言えない状況です。 そろそろ夜勤に入る時期なのですが、皆嫌がり、一緒に組みたくない様子。 上司から 『Μ子さんの初夜勤、あなたに頼むわね。』 『( ̄△ ̄;)えぇ~嫌です。勘弁して下さいよ~。それにΜ子に夜勤はまだ早いっすよ。』 『だって仕方ないじゃないの?』 『ベテランのΝ主任がいるじゃないですかぁ~。』 『あら、あなた知らないの?』 『へっ?』 『昨日、Μ子とΝ主任がぶつかったのよ。』 『悪いのはΜ子だけど、Ν主任も指導しきれないって、今は冷静じゃないのよね。』 『そんな・・・。』 『だからあなたなら無難だし、若い子じゃ何も言えないし。』 『む・・・無理ですよ。無理。』 『Μ子とあなたと、もう一人はあなたが決めていいから。』 『・・・。』 『とにかく最初は大変だろうから、無理せず頑張ってね。引き受けてくれて感謝するわ。』 『まだ何も・・・。』 『じゃ~(^-^)お疲れ様。』 ちょっと(〇_〇;) ・・・これが二週間前の話し。 そして・・・ とうとう来ましたよ。Μ子との夜勤。 最初からアレコレと言っても無理だろうから、必要最低限の事だけ教えます。 役割分担をしないと業務がスムーズに運ばないのですが、 Μ子に任せられない事は全て自分がやらなければならないので、 夜中の12時頃には既にクタクタです。 もう一人の相棒は、自分の忙しさを知って、負担をかけまいと、別の業務を必死でやってくれていました。(感謝) さてΜ子ですが・・・ ラウンド(巡回・見廻り)の時間ですが、 さっきから見当たりません。 さっきナースコールが鳴り、 『私、行って来る!大丈夫!任せて!』 と、意気揚々と行ったきり・・・。 『Μ子さ~ん。ラウンドの時間っすよ~~。』 『・・・。』 『・・・いない・・・。』 どこへ行ったのだろう?さっき呼ばれた入居者の所へ行ってみた。 『○○さん。Μ子さん来たよね?』 『来たよ。でもすぐ帰った。』 『そう。ありがとう。』 もう一人の相棒を内線で呼び出します。 『Μ子が消えた。』 『えぇ?神隠しですかね?それとも何かに連れ去られたのかも!』 『あのね(^_^;)ホラーとか事件じゃないと思う。』 しかし、内心は少し怖かった。 警備員を呼んで一緒に探そうと思ったが、警備室まで行くのも面倒だし、 後で報告書を書かねばならないのは面倒なので、 取り敢えず、フロアをラウンドしながら探す事にした。 ・・・見当たらない・・・。 最後に個室のフロアに来た。 これで見つからなければ警備員を呼ぼう。 個室をひとつずつ開けてみる。 皆、ぐっすり寝ているようで安心。 居ないなぁ・・・。 『今日はこの部屋は空き部屋ですから見なくてもいいですよね?』 と、相棒が言ったが、一応見てと頼んだ。 『あ!鍵が掛かっています。』 今日は誰も居ないはず。まさか外部から誰かが入って来たのか・・・。 流石に警備員を呼ぶ事にした。 合い鍵を持って、警備員と三人で鍵を開ける。 カチッと音がした。 静まり返った空気の中で、その音がやけに大きく感じ、少しビビりました。 そろそろとドアを開ける。 すると、ベッドの上に横たわっていた黒い影が、ムクっと立ち上がり、こちらに向かって来た。 『ひゃあぁぁ~。』 『うわっっ。』 『ヒィィー。』 三人共それぞれ驚き、後退り。 『あ!Μ子さんだ!』 『あはは。ごめんごめん。』 (゜_゜;)・・・。 取り敢えず、事情を聞く事にした。 ○○さんの介助を済ませた後、個室フロアで音がしたので、行ってみたとの事。 『あのね・・・変化があったらすぐに報告して、それからにして下さい。』 で、空き部屋のドアを開け、部屋に入ったら、ドアが閉まって・・・。 『カチッと音がするまで開けないと自然に閉まるんです。』 暗いし慌ててドアを開けようとしたら鍵が掛かってしまったらしく開かなくて・・・。 電気をつけようとしても、つかなくて・・・。 『この部屋は、お年寄りが間違って操作しないように、電気やエアコンは全てリモコンで操作するんです。教えてもらったはずですよ?』 それで、自分を呼んだらしいが、聞こえるはずもなく・・・。 暗い部屋でベッドに座っていたら眠くなり、つい横になってしまった。 との事でした。 全く・・・迷惑な話しです。 しかし・・・真っ暗闇の中で、多少は心細い思いをしたのは可哀相でした。 翌朝、Μ子はこの悲劇を多少脚本を変えて、出勤してきた職員に話していたようです。 それを聞いた職員が自分の所に来て、 『やっぱり大変な夜だったね。お疲れ様。』 と、皆に言われました。 Μ子さんのネタはまだまだ山ほどありますが、 もう疲れたので、この辺で。 PR |
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コメント |
お疲れ様でしたサンタさん。
偶然なんだけど、うちの会社にはM雄さんが居ます。 歳は私より二歳上。何ていうか話を聞かない人で、こうした方がよいですよ。って言っても全然で。 直接M雄さんに言えばよい事を、わざわざ社長に言って、社長から話してもらって行動してもらってる状態です。 もう毎日疲れますよぉ。 派遣事業の方担当してもらってるんだけど、何か横の連絡が全然なってなくて。とうとう赤字で『報連相』って机の前に貼れって社長に言われてしまったよ。 ほんと、まったくぅって感じです(^_^;))) 【2007/02/1022:37】||かこ#92c74611b3[ EDIT? ]
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かこの所はΜ雄さんですか~。
(^_^;)ホント・・・疲れます。 普通の常識とか通じないのは、やっぱり厳しいよね。 まして仕事に来ているんだから、もう少し考えてほしいものです。 うちのΜ子さんは、皆に嫌われてしまって・・・少し可哀相なんだけど、 本人がしっかりしようと思ってくれないと、何も言えませんよ。 報告・連絡・相談だったっけ? Μ子のロッカーに貼っておきたい(苦笑) 【2007/02/1100:04】||サンタ#92c74610db[ EDIT? ]
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多少なりとも不安な思いをしたM子さんには失礼かと思いますが…。
ちゃんと聞かないほうがいけないんです。 初めての夜勤業務に迷惑をかけたのはM子さん。 これは十分反省してもらわねばいけませんね…。 これで少しは態度良くなったのでしょうか? 飴とムチを使い分けてしっかり育ててください。 しかし、大役ですなぁ…。 疲労に加えて心労まで加わりそうですね。 【2007/02/1116:45】||ぶぅ#99af04672c[ EDIT? ]
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Μ子ネタは本当に沢山あります。
正直いうとあまり係わり合いたくないのですが・・・仕事で組む時は諦めています。 普通の神経の持ち主だと思って接するのはやめました。 そうすると多少は気が楽です。 【2007/02/1401:15】||サンタ#92ca4cbf8c[ EDIT? ]
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